CNCルーターの苦悶⑦ 恐怖の脱調

2026年1月中旬
 
この内容は、
CNCルーター導入検討段階から、
プロローグ 
①→②→③④⑤⑥とシリーズになっており、
今回⑦回目となります。
 
ページ下部の
「部品作成・工房・CNC」



先ずは前回の続きから、
環境整備です。
アルジェイドに5cmのマスを書いていき


 










M6ネジの下穴である、φ5mmの
穴をあけていきます。
80か所穴開けた・・・

 











M6のネジをタップしていきましが、
折れました( ;∀;)

 










近くのホームセンターで、
新しいM6タップを購入












折れたタップはエキストラクターでも取れず・・・
砕いて削って放置('◇')ゞ

 










80か所タップ完了
556を差しながら、マキタで行けました。 













マキタで面取りも実施。
この一件では、マキタドリルが大活躍してます。

 










ルーターにクランプで固定して、
平行だし、微調整

 












ルーターのヘッド部分にカメラも装備します。
カメラで目視・中心だしして、
そこからX??mmY??mm移動で、
スピンドル中心を出す予定です。

 









ごてごてになってきました・・・












再び、防音BOX内へ移動












ヘッド部分












加工準備完了?

















今回は、ノギスで正確に、
GコードのX-Y出力パルスを調整します。
このノギスは、
前の会社の廃棄物から拾ってきて、
自分でOHして使えるようにしたものです。
(まれに数値が飛びますが。) 










ヘッドでノギスを直接移動 




























Gコードのコンソールで入力。
$$で一覧表示。
$100=?? で数値入力


G100がX、G101がY、G102がZ軸
G100=40 →最終値40.08
G101=40 →40.00
G102=400 →405.00
 
この数値変更で、
ほぼX-Y-Zの移動量が正確になりました。
 
 

30000rpmMAXで加工再開!(^^)!


 






















すごい。
ルーターの軸ブレがないため、
非常になめらかで音も格段に静かです。
が、
しかし、
加工が完了する前に、
脱調のような現象が発生、緊急ストップ。
激しい音と共にコースを外れ始める・・・
 
溶けたアルミが、
エンドミルの溝に溶着していました。

 














 



ラジペンでもぎ取りました・・















結局、
何度もスピードを落としたりしながら、
条件を調整してやり直し、
色々やっても15000~20000rpmを超えると、
アルミが溶着してしまう様子。












 
 
切削加工のトラブルや条件について、
色々調べました。
特に、脱調とミルへの材料溶着。
 
 
1回目は昨年末、
ハイスピード切削時にストックの角が
折れた時に突如発生。 
加速度を標準350mm/min→200mm/minに
変更してから、同様の問題は起きていない。
 
その後、2~3回発生しているのが、
スピンドルの回転数の高すぎ。(上写真)
エンドミルのらせん部分に溶けたアルミが
溶着してしまい、削れなくなって
轟音発生→緊急停止。

 
私のFoxAlien 3Sは、
ステッピングモータの制御がクローズ制御で、
(フィードバック制御)しているので、
脱調は起こりにくい機種ではあります。
大きな無理がかかった時や、
動きとスピードと負荷が間に合わない、
急な雑音(ノイズ)が入る等、
絶対に脱調しないわけではなさそうです。
 
ちなみに最高速度は10000mm/min
工場出荷時のGコード設定上限値は5000mm/min
上記、脱調した時のスピードは、
3000mm/min
上限には余裕がありますが、
卓上CNCでのアルミ切削としては早いほう。
その後の使用感から、
おおよそ3000mm/min位が上限と考えてよさそう。
脱調を抑えるため、加速度を
350mm/min →200mm/minへ落としました。
Gコード
$100 $101 $102がステップモーターのパルス調整。
$110 $111 $112がマックススピード
$120 $121 $122が加速度
それぞれX-Y-Z用の値
CNCJSから入力します。
 

上記条件の調整や上限にて、
ステッピングモーターの脱調は防げそうですが、
ミル先端へのアルミ溶着に対策が必要です。
 
空冷+油冷を検討してみます。
油冷に関しては防音BOX内ですので、
軽いミスト噴霧を検討。
 

業務用掃除機導入。
(ミスト含め、湿式の清掃道具)
京セラ(旧リョービ)の260kw能力品。 
防音対策として、
風呂場の中に設置('◇')ゞ 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
平面加工時に、
段差(スジ)が気になるので、
稼動軸に対する、スピンドルの角度、
直角性を微調整。
→微調整が難しいので
 調整機構を考案中。
 
今回は、 アルミテープとステンテープ、
ネジのガタ分の回転で調整。 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
は材を削りながら平面確認

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
段差がなくなるまで微調整(縦横)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


回転数が上がり、
以前より切粉の飛び散りも激しくなり・・
飛び散り対策。


 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
まだまだ続く
その⑧へ 
(*'▽')
EOF 

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