ハンチング・エンジン不調続きPartⅡ(整備記録)Hunting engine malfunction continued Part II (maintenance record)

2021年7月4日 51577km
 
車検前の整備で、
エアフロセンサーを交換して以来、
アイドリングでのハンチングと、
全域のフケの悪さ、トルク減少が
治りません。
(*ノωノ)
 
具体的な症状。
〇アイドリングでのハンチング。
 タコメーターでは解らないレベル。
 車体の振動は若干増える。
 キノコ型のエアクリーナーのため、
 吸気音がハンチングを知らせてくれる。
〇調子が良い時は、殆どわからないレベル。
 逆に調子が悪いと、アイドリング低下。
 ハンチングでエンスト寸前。
 (気温?気圧などによる?)
〇ハンチングが微小の時は、
 普通に街乗り出来る。
 全域でパワーは落ちている。
 フケも悪い。
〇アイドリング、ハンチング大の時は、
 まともに走れない時もあり。
 アクセル踏んでも加速しない。
 減速時、ガクガクする。
 アクセルパーシャル時、一定速度でも
 ガクガクする。
 
といった最悪の不調。
エンジンチェックランプは点かない。
 
しかし、
エアフローを無効化すると、
(3000rpmリミット・緊急モード?)
素晴らしく調子が良い♪
フケも良い!パワーもある!!!
燃費も調子よい時と変わらない。
※これだけ考えれば、エアフロの問題と思えるが、
 エアフロをいくら変えてもNG。
 エアフロへの風の当たり方を、
 かなり無茶苦茶変えてみてもNG。
 僅かな、気づかないレベルのエンジン不調を、
 エアフロが助長していると考えられる。
 
プラグ交換等、色々やってみて
治らないようなら、
アペックスのパワーFCにて、
エアフロレスセッティングするしかないなぁ~
($・・)/~~~
 

7/4
 
 
2021年7月10(土)51640km
ISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)
不調の可能性は捨てきれないとして、
(エアフロレスでは良い感じですが・・・)
ISCVは純正で36000円($・・)/~~~
中古でもまぁまぁの価格です((+_+))
※壊れているわけではなく、不調かも?で、
 中古を買うのもためらわれます。

先ずは、ハンチングじゃなくても、
そろそろ変え時であった、
スパークプラグの交換を試みます。
純正から一度も交換しておらず、
長距離やサーキットも走っていますので、
良い性能を発揮する、という意味では
寿命は尽きているはずです。
(使おうと思えば10万キロ位使えます。)
根本原因の可能性は高くないと思いますが、
念のため~といった感じです。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
NGKさんのイリウェイ7です。
ちょっとチューニングカー向けの7番。
純正の5番から2番手上げ~
(NGKの呼び方では、番手が上がるほど、
 プラグ温度が低くなります。
 〇高回転・高負荷・燃料薄い方が、
  白く焼けるので、番手を上げる方向です。
 〇街乗り中心なら低い方がいいとも。)
私の場合、純正が少し白くやけ気味のため、
(きつね色が一番いいといわれている。)
+2番手あげてみました。
 
と言っても、最近ずっとエンジン不調のため、
焼け具合は参考にならない。
※サーキット走行後、
 以前開けた時は、白っぽくなっていた。
新旧比較

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
プラグの判断は初心者ですが、
街乗りなら適性といったとことでしょうか?
ターボ車でもないし、高回転型エンジンでも
ないので、7番はちょっと過剰かもしれません。
1番プラグが外れているところ。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
スレットグリスを少し。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
3Mのカッパーグリス・耐熱1090°c

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
スレットグリスを、プラグネジに塗るか
塗らないかも、賛否両論あるようです。
まぁ・・・
結果、ハンチング・フケの悪さ治りません。
((+_+))
 
次も、ハンチング対策とは言えませんが、
車のエンジンはすべて、
スロットルボディに、アイシングの対策として、
冷却水が回っています。
※アイシングとは、冬場の寒い時期等、
 吸気温度が低い時、高速で空気が
 通過しているスロットル周りに
 霜や氷が付いてしまい、エンジンが
 フケ無くなる、最悪止まってしまう現象。 
 特にキャブ車で発生が顕著。
リアエンジンのMR-S。
エンジンルームの温度が上がりやすく、
吸気温度も高い状態です。
むき出しのエアクリーナーだとなおさらです。
〇冷たい空気をエンジンに入れたいのに、
 スロットルボディで温める必要はなさそう・・・
〇キャブ車でもないし~
 冬場でもアイシングが起こるとは思えない。
〇更に、万一にも、もし
 走行中にもしアイシングが起こって、
 エンジンがふけ上がらなくなっても、
 停車して少し待てば、 すぐに溶けます。
〇ISCVはソレノイドバルブ制御です。
 当然磁力が関係しています。
 100°c超える水温が回っていれば、
 寿命は短くなって当然です。
〇最近、スロットルユニットを外すことが多く、
 その度に、冷却水が漏れて~足して~、
 メンドウサ(スペイン人は関係ない)

という考えで
冷却水はバイパスです。
止めても良いと思いますが、しばらく問題ないか、
元に戻せる状態で様子見するため、
バイパスとしました。


 
 
 






こんな感じ♪良い感じ♪











冷却水バイパス部





















当然ですが、
ハンチング、フケの悪さに変化はありません。
吸気温度センサーより後ろの、
実質のエンジンへの吸気温度が下がっている
事を期待します♪
※1年位問題がなければ、戻す必要がないので、
 バイパス部を止め栓にする予定です。

ここでアイディア♪
アイドリング時、はっきりハンチングが
出ている時に、ほんの少し、アクセルを
数ミリ程度開けて見ると、
ハンチングが収まります。
収まるというわけではなく、空気量が増えて、
エアフロのバラつき度合いが緩和される
感じです。
じゃ、
そもそもアクセルOFF時のスロットル
開度位置をずらしちゃえ・・・(;_;)/~~~
芋ネジ部、2回転回してみました。











ほんの少し開いていいる状態。


















組んで、エンジンをかけてみると、
ハンチング(酷い)はありません。
若干のバラつきは残っています。
暖気終わっても、アイドリングが
1300rpm/m(;_;)/~~~
ちょっと回し過ぎました。
またまたばらして、イモネジ1回転に
減らしてみました。
アイドリングで900~1000rpm。
ちょっと高めですが、
先ずはテストドライブです。
良いですね~♪
良い感じです。
今までで、ハンチング始まって以来、
一番良い状態です。
〇アイドリングのハンチング、
 出ていない時は、体感しないレベル。
 出ていても僅かで、気にならないレベル。
〇エンジンのフケとパワー、
 ちょっと悪い時があったり、
 ちょっとアクセルへの反応が遅かったり・・・
 完調ではありませんが、今までとは
 全然違い、良い感じです♪
〇スロットルポジションセンサーの読みでは、
 アクセルOFF時、
 10.9%(ガタつきの最小部に調整)から、
 12.5%を表示しています。 

アクセルワイヤーも、
調整にあわせて、少し張り直ししました。
数回のスロットルバラシで、少し減っていた
冷却水も、既定位置へつぎ足ししました。
コムテック707LVの情報表示は便利ですね~♪
レーダーのODBⅡ接続表示は便利です♪


















コンピューターの再学習でも
変わってくると思いますので、
ちょっと長距離ドライブを実施しました♪


帰路で、派手なバックファイヤー発生。
その後、突然にエンジンの調子が戻りました。
フケも良くパワーもついてきます。
以前の調子よかったことろ同じです♪
僅かなハンチング残っています。
アイドリングも1000rpm辺りと高めです。
(スロットルバルブ調整の為。)

余りに気持ちよく、
久しぶりにちょっと飛ばし過ぎました(^_-)-☆
※普段はゆっくり安全運転してます♪

原因不明ですが、
エンジン内に何か詰まっていたのでしょうか・・・
それが燃え尽きたとか(?_?)?
しかし、3000rpm以下では、エアフロレスの
調子よさと同じだが・・・???

幸い何事もなく帰宅。
途中でゲリラ豪雨にあった・・・
ニュースにもなっていた。
 
ここで、
問題はISCVではないかと考えます。
しかし問題は、かなりの値段($・・)/~~~
エアコンやライトONでのアイドルUPは、
ちゃんと働いている。
ちょっとISCVを殺してみて、
スロットルバルブでアイドルを調整してみます。
ISCVを取外し、アルミ板にマーキング。

 









はさみで切りだし、やすりで整え~











スロットルボディへ貼り付け。











エンジンチェックランプが点灯せず、ISCV無効に
 
 









例のイモネジでアイドリング調整♪




























3回ほど、
スロットルボディを組んではエンジンをかけ、
アイドリングチェックして、またバラして、
イモネジ調整して~(+o+)
950rpm辺りのアイドリングに調整♪

???ISCVレスですが、
物理的に吸気をカットしているので、
コンピューター的には、ISCV作動しており、
エンジンチェックランプもつきません♪
 
僅かなハンチング、発生しています。
まぁ、今までよりかなり僅かで、
問題ない程度です♪ OK♪
走り出すと~エンジンがふけません。
急にふけ上がったり~まともに走れません。
※おそらく燃調がくるっているだけでしょう。
 ISCVカットが確定なら、エアーをバイパス
 して、対応可能と思われます。
((+_+))
エアコンONで、300rpm程、
アイドリングが落ち込みます~
700rpm辺りで、ナントカOKですが・・・
ISCVをレスにして、
そのうえで、エアーバルブなどを設置して、
エアーをバイパスさせればよさそうですが~
アイディアとしては捨てていませんが~
エアコンON時の回転の下がりを考えると、
常時1000rpm辺りでのアイドリングが
必要なようです。
ちょっと高いなぁ~燃費も悪化しそう・・・
 
更に、この実験で、
ISCVはまぁ、まともに働いていそうな感じ・・
ISCVレスでも、僅かにハンチング発生中・・・
???
 
結果、
ISCVは普通に働くように戻し、
イモネジにてスロットルをちょっと開き、
(0.9回転締め位)
アイドリングは温間900rpm位。
スロポジセンサーのスロットル開度12.5%位置。
アイドリングとアクセルパーシャル時に、
ちょっとハンチング残るものの、気にならない
レベルで、エンジン快調♪
に戻しました。

現状、
〇エアフロセンサー+吸気温、問題なし。
〇スロットルポジションセンサー、問題なし。
〇ISCV、おそらくOK?
〇プラグ、コイル、燃料ポンプやフィルター
 その他に関しては、
 エアフローレス時の調子よさや、
 現状のエンジンの調子よさからして
 問題ないと判断?
 
残る問題としては、
〇ハンチングの定番として、
 どこかから二時エアーを吸っている?
 ※症状からすると逆の様な・・・
  必要なエアーが入っていない?
〇水温センサー
 ODBⅡ出力値は問題なさそうですが、
 もしかしたら?
 →モノタロウで発注しました♪
  純正品番89432-35010 です。

現状スロットル0.9回転上げ状態で、
エンジンの調子は良く、
ハンチングも気にならないレベルですが、
もう一つ発生している症状として、
冷間エンジン始動時、初めの1回目、
必ず回転数がどんどん落ちてエンストします。
2回目で快調にエンジン始動し、
アイドルUPもして、普通になります。

アクセル開度の問題で、コンピューターが、
アクセルが開いていると認識してしまう為か?
やはりISCVか水温センサー辺りに問題ありか?
暗くなったので今日はここまで。
青空整備工場ですから(笑)。

今後の対策は、PartⅢへ記載予定です。
まぁ快調に走れるので、
とても良い感じです♪

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