車高調取付・フロントことこと音解消② / Installation of Coilover and elimination of front rattling noise Ⅱ

 内容
〇フロントからのコトコト音解消への、
 色々トライ~解決まで。
〇 中古・ジャンク品で買った車高調、整備→取付。
 トラブル多発・・・ 

のパート②です。
 
 
 
2022年9月11日(日)71574km
 
まだまだ、車高調の整備が終わらないので、
フロント周りからのコトコト音発生原因の、
車高調と関係ある、
フロントアッパーマウント周りでは無い側、
もう一つの原因の可能性である、
「ブレーキキャリパーのスラストピンのガタ」
によるコトコト音の改善を試みます。
 
庭の山芋、むかごがいっぱいです♪

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
定例の~パンタジャッキ上げ・・

 
 
 
 















毎度おなじみ、
青空整備工場で、パンタジャッキで車体を上げます(笑)。
安全装置として、外したタイヤを車体の下に入れます。
※フロアジャッキを持ってくる方が時間がかかる、
 という理由からで、決して推奨できる作業方法では
 なく、タイヤを入れれば安全と、
 言っているわけでもありません。
 
 
キャリパーをゆすってみますが、
スラストピン部分にガタは?無さそうに感じます。
MR-Sの持病でしょうか?
フロントキャリパーのスラストピンに、
ガタが発生していて、コトコト音が出ている方、
他にもいらっしゃるようです。
(みんから等で何人か発見。)
 
以前の改善策↓
 
とりあえず以前同様に、
ブレ防止のステン板(0.1mm)の追加を
試みますが・・・

 
 













ダメですね~
殆どガタが無いので、
ステン板を丸めて、スラストピンに挟むと、
スラストピンが動かなくなってしまいます。
 
で、
作業中に、スラストピンのラバーブーツ、
ちょっと破いてしまった事もあり、
以前に買った中古品(おそらく前期型用)に
交換いたしました。
ブーツのみ交換ではなく、
キャリパーのステイそのもの交換です。
(左はすでに、交換済み)

 
 
 













上写真の、キャリパーのステイ部分を、
以前に買ってあった中古品に交換しました。
今回初めて気が付きましたが、
上写真のゴムブーツの大きさが、
かなり大きくなっており、改善があったようです。
2006年式(私の)MR-Sの物は、
上写真のものよりかなり(倍位)大きい
ゴムブーツが付いており、
その分グリースの容量も稼げる感じです。
まぁ、
おそらくスラストピンのガタは、メーカーも
気が付いており、対策品になっていると
考えられ、
その対策品のはずの私のMR-Sでも、
やはりガタが発生しているという・・・(笑)

そして私は・・
中古の前期型?用の、対策前品ゴムブーツが付いた、
キャリパーのステイに交換して~対策?する、
というシュールな(笑)状況。
 
ちなみに、
ガタがでた方のキャリパーのスラストピンには、
銅粉末入りのスレットグリースを使っていましたが、
案外乾き気味で、銅粉末で擦れた感じもあったので、
(原因はともかく、ガタも発生したし)
スラストピンには、スレットグリースは
使わない方が良いかもしれません。
(そもそも用途が違うでしょう~)
今回は、耐熱でモリブデン入りのグリスにしました。
 
 
で~
ここまで書いてあれですが・・・
コトコト音解消しませんでした。
(@_@;)
原因は、スラストピンガタではなかったという事で。
 
 
ついで整備。
バックモニターミラーの取付部分、
若干滑りが良く、動く感じがありましたので、
きっちり固定すべく、両面テープ追加です。


 
 







枯れたと思った庭のソテツ君再生中♪

















 



2022年9月17日(土)

車高調の整備再開です~
フロント側のバラシメンテに入ります。
 
分解中~

 
 
 







清掃中~











新旧ベアリング
























前オーナーさん、
キャンバー調整(固定)用のネジ
(上写真の4本ある六角ネジ)
を、折ったようで、折れたネジ部が
中に詰まっている箇所があります((+_+))
 
何とか、全部のネジを外して、
ネジは新品交換しますが、
折れたネジがさび付いて取れません。
ペンチではびくともせず~
ドリルで穴あけ~貫通し、
さらにドリル径拡大し、
ギリまで広げましたが・・・・
取れません~
これ以上拡大すると、本体のメス側の
ネジ山も削ってしまいそうですので、
その部分の穴は諦めました((+_+))。


パート①でも少し書いた、
ベアリングの交換を試みましたが・・・


 














ソケットをかましたり、
インパクトで締めあげたり・・・
色々試しましたが、
ついにはネジ山が舐めるという・・・
油圧プレスがあれば抜けるかもしれませんが、
かなり錆びて、ぼろくなっているので、
一旦このまま(注油して)使用してみて、
ガタがあれば、ピロアッパー部のみ、
新品交換を予定します。

現行品のピロアッパーは、
ピロが圧入ではなく、ネジ止めになっているので、
容易に交換できます。
買ったベアリングも予備として保管できる予定です。
 
もし他の車高調へ買い替えを行っても、
ピロアッパーは流用可能ですので、
無駄にはならないという事で・・・
無理と納得~(笑)
ダストブーツはそのまま使えました。


















という事で、
良い感じです♪

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