車高調取付後の調整と簡易アライメント / simple wheel alignment and adjustment after installation of Coilover

 内容
〇車高調整、特に固着したリアの調整について。
〇サスペンション交換したので、
 簡易的にアライメント(トー調整)します。
 ※車高やキャンバーは、機械的に同じ位置での
  組み込みで、大方合っていると仮定して(笑)
 
 
 
 
車高調取り付けパート①~③の続きです。
 
 
 
2022年9月25日(日)71838km
 
ケース固着の為、高さを調整できなかった、
リアの車高が、やはり気になる低さです。
バンプラバーも常時タッチしている感じがあり、
少し車高を上げたいと考えました。
 
バネの位置が、
下写真の位置で、ちょうど遊びが無い状態。
プリロードをかけて、締めあげていけば、
すこし車高が上がると思いますが、
出来れば、リバンプ側のストロークを
減らしたくありません。
※バネを締めあげると、固くなって
 車高も上がりますが、
 リバンプ側のストロークもどんどん減ります。
シェル側にいっぱい下げた状態でジャストタッチ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
現在、我がMR-Sは、
エンジンノーマル、ミッションノーマルで、
LSDが入っていません。
車高調入れて、固くなっただけでもやばいかも~
な状況なのに、さらにリバンプ側を減らすのは、
LSD無しミッションには・・・
かなり悪影響でしょう~と思います。
コーナー出口で、イン側のタイヤが浮いて、
空回りして、加速できないかもしれません。
いや、現状でもすでにそうなるかも~(;_;)/~~~



で、シェルケースの固着・・
シェルケースを動かさずに、
ストロークを伸ばして車高を上げる方法、
考えました♪



 

 
 
 
 







リアショックの頭の部分を見ると、
ゴムブッシュの位置変更と、上に飛び出している
ネジの余裕分がありそうです。
ブッシュを反転させれば25㎜、
ネジの頭余裕分で10㎜、
ストロークUP+車高UP出来そうです。
 
これまでずっと、
ノーマルのショックやバネを、加工したり
いじったりして調整してきた経験が~(笑)
こんなところで(シェルケース固着)、
役に立つとは(笑)。
 
ゴムブッシュを逆向きに組むと、
ストッパーとしての役割がなくなるので、
リバンプ時に、そのままショックの頭が、
下に抜けてしまいます。
ので、
ストッパー作成します。
アルミ板カット25x45mm

 
 
 
 






12mmの穴あけ











出来た板とスペーサー



































ゴムブッシュをアッパーマウントに対して、
裏側(逆向き)に取り付け、
さらにスペーサーも挟んで、
上側はアルミ板で押さえてネジ締め。
このアルミ板、
おそらく時間と共に曲がってくると思うので、
φ12穴で、外形φ45位のステンレスの
ワッシャー(スペーサー)を購入予定。
 
で、
これにて約35mmのストロークUPを実現。
約35mm分の遊びを確保

 
 
















バネの下皿も35mm上げて、
車高も30mm位上がりました。
ようやく水平に近くなりました

 
 















まぁ、
これにて、ほんのちょっとリア下がり位で、
水平に近くなりました(祝)
 
 
足回変更しましたので、
簡易的にアライメント実施します。

車高は、前述のように、
大方良い感じで、ネジの巻き数、ケースから
バネ下までの長さ等、左右を合わせる形で、
実際の車高ではなく、車高調の長さにて
合わせてあります。
組み付け時も、全て奥側へ押して
ネジ締めしているので、大きな狂いはないとの
安直な考えです。
 
リアのキャンバーは、
上側細ボルトにて、全てのガタ分を、
キャンバーが付く方向へ押し付けてネジ締め(笑)。
見た目、左右共に同じくらいのキャンバーです。
こんなものでOK♪
 
フロントも同様に、
組み付け時は押しつけにて合わせ、
ピロアッパーのメモリを、
ゼロ~1mm位キャンバーつく方向辺りで、
左右合わせて固定。
やはり、見た目は左右おんなじ位です。

セッティングの方向としては、
フロントのキャンバーつき過ぎ感があったので、
以前より起きている状態です。
リアは、依然と全く変わらず?の組み込み方を
したのですが、
車高調のもともとの特性か、設計の為か、
以前よりキャンバーが付いているようです。
 
それにしても、
MR-Sのリアは、車高やキャンバーが動いても、
トーが殆ど変化しない様子です。
逆に、フロントは、
ほんのちょっと、キャンバーをいじるだけで、
トーが大きく変化します。
サスペンションの構造の問題だと思われます。

で、
簡易測定~調整。
オール100均の調整治具











砂利の駐車場という暴挙・・・











ゼロ点側はしっかりクリップ止め











リア側は、安定の1.5mmイン



























100均、
砂利の駐車場という…
余りの暴挙、アライメント舐めすぎ・・・
でも、変摩耗もせず、
ちゃんと走れるんです♪(笑)。
 
リアは、いつも安定のイン1.5mm付近です。
以前初めてキャンバーをつけて、
その直後の車検で調整してもらった時がこの数値。
車高調に変えても、相変わらずイン1.5mm
キープしています。
 
フロントは、
初めイン15mm位でした。
左右のキャンバーを(ピロアッパーで)調整し、
合わせたところで、イン8mmに。
左右のステアリングロットのネジ部で調整、
左右共に、1回転伸ばす方向へ。
左右合わせて2回転広がりました。
この状態で、丁度ジャスト、±0mm位です。
調整ピロアッパー便利です♪

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
後日、
ハンドルのセンターが少しズレあり。
左のステアリングロットを、1/4回転程度伸ばし、
おそらく僅か1㎜程度のトーアウト予測です。
センターずれも治り~完璧です♪
 
 
超良い感じです♪
 
 
ついで作業で、
ブレーキフルード全交換しました。
アストロのDOT4
ワンウェイバルブ使っての一人交換です。
エア抜きというよりは、交換(笑)
今まで問題はありません。
ブリーダー部の
ゴムキャップも全て新品交換です。
 
庭のムカゴ、かなりでっかい。

 









ワンウェイバルブのチューブで一人作業











バルブの部分はグリースでエア吸い防止



























ついで作業で、
オイル交換しました。
AZのレーシング5w-50です。
PAO+エステルのオイルの中では、
最高コスパかと思います。
オイルフィルターも交換です。
 
今回は、ベルハンマーも投入♪

 









ブレーキとエンジンオイル、同時進行











ブレーキフルードも満タンへ♪











ブリーダーのゴムキャップも毎回新品へ















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